抽出後コーヒー粉
挽いた豆でコーヒーを飲むと、いわゆる「出がらし」が残り、捨ててしまいます。
コーヒーに含まれる成分には、消臭効果や美容効果も期待されており、再利用が出来ないか検討しました。
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出がらしを薄く広げてオーブンで乾燥させます。
細菌やカビを防ぐため、滅菌処理を行います。
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香りと有効成分を保ちつつ、色素汚れを最小限にするために調整を続けました。
香りが少し失われても、有効成分は変わらずに残っていることが分かったので、きちんと洗浄したものを乾燥させて、不織布は二重で使用、香り成分は後から追加することで理想的な入浴剤が完成しました。
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実際に入浴剤として使用してみて、保湿効果やリラックス効果はもちろん、体臭の軽減を実感した社員もいました。
また、あえて不織布を1枚で使用することでコーヒーの細かい粒子が、古い角質を取り除くスクラブ効果もあるのでは?という声もあり、まだまだ研究は続きそうです。
こちらは入浴剤として商品化いたしました。
捨てるのはもったいない!
コーヒーに含まれる成分を調べたのでご紹介します。
「もったいない」の精神から、ただ捨てるものを再利用して、より良い商品を低価格でご提供出来たらな、と思っています。
入浴剤は、今後も研究を続けていきます。
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主な美容成分
保湿効果
コーヒーの出がらしには微量のオイル分が残っており、肌を保湿する効果が期待できます。
乾燥肌の改善や、しっとりとした肌触りをサポートする働きが期待されます。
血行促進
コーヒーに含まれるカフェインには血行を促進する効果があるとされています。
入浴剤として使用すると、全身の循環を活性化させ、むくみの軽減や疲労回復を助けます。
デトックス効果
コーヒーには抗酸化物質であるポリフェノールが含まれており、入浴することで肌からの吸収が期待されます。
これにより、肌の老化を防ぐ抗酸化作用が働く可能性があります。
消臭効果
コーヒーには臭いを吸着する特性があり、体臭を抑える作用が期待されます。